2015年7月の読書記録・読書メーターまとめ
2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:883ページ
ナイス数:22ナイス
誘爆発作(3) (シリウスKC)の感想
エンジン掛かりっぱなしの展開でハラハラ面白かった! 作者のおまけ漫画とあとがきがかなり笑えて別の意味で面白いw 切り口違うギャグ漫画もそのうち描いたりしたら読みたいな~
読了日:7月1日 著者:岡村星
亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)の感想
ハートフル亜人コメディ!亜人の性質を掘り下げて等身大の人間として描いているところがとても魅力的。「面白い」とは違うけど、良さがあるのは確か!
読了日:7月5日 著者:ペトス
誘爆発作(4) (シリウスKC)の感想
えーこの話まだ続くのーというのが正直な感想。蛇足な展開になりつつあるような。頑張ってチェイスしてるけど今までの緊迫感はない。5巻で巻き返してくれないとキツイ
読了日:7月10日 著者:岡村星
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex)の感想
最初から最後まで本当に面白かった。群像劇・青春ミステリとして上手く書かれていて、話が繋がる瞬間、視点(場面)が繋がる瞬間のワクワク感、爽快感が存分に感じられる快作。何度ニヤニヤが溢れることがあったことか!
読了日:7月27日 著者:水生大海
読書メーター
小説1冊、マンガ3冊でした!
「亜人<デミ>ちゃんは語りたい」と「消えない夏に僕らはいる」がとても良かったです!
デミちゃんの方は文字通り亜人ちゃんが多く存在する学校の話なんですが、人間以上に人間味溢れるよう、丁寧に丁寧に描かれている作品となっていて、とても魅力的です。
消えない夏に僕らはいる、は群像劇・青春ミステリ。久しぶりに本を読んでいてスカッとしました。
本を読む楽しさがたくさん詰まった作品です。
夏休みに高校生・大学生の人が読んだら最高の読後感を味わえるでしょうね。
自分が読んだ中で近い作品だと、米澤穂信の古典部シリーズなんかが当てはまるのかなと思いますが、
古典部が名家だとかOB/OGだとか、昔からある人間関係にも焦点をあてている作品だとすると、
この「消えない夏に~」、は現代の冷たい人間関係、情報の速度による関係の変化をとてもうまく表しています。
だからこそ、この作品の中で唯一昔からある人間関係を元に戻すため、少年少女が理不尽に抗う内容は面白いし、人間の温かみを感じられる。
アニメ化したらさぞ面白いだろうなと思いました。
あ、消えない夏に~はあとがきは絶対最後に読んでくださいね。ほんとに読む気無くすので。
素晴らしい作品なのにあとがきがここまで酷いものは初めてみた。。。