感想:のうりん1・2巻
著/白鳥士郎 イラスト/切符
評価(個人的面白さ):☆7(8段階中)
ジャンル:農業ラブコメ
まず一言。
なんだこの面白さは!!
面白すぎてページを捲る手と笑い(ニヤニヤ)が止まらない!
ずっと気になってたけど手出しできずにいた「のうりん」
アニメ化も決まったし、読みたい値が高まっていたのでついに読んでみました。
そしたら予想外の面白さ!
キャラ同士の会話、バカみたいなコメディ展開はもちろん笑えて面白いし、
農業というものに向き合うキャラだからこそ持ちえる温かさや話の深さ・温かさが身に沁みます。
舞台が岐阜県美濃加茂市にある田茂農林高校というど田舎にある農業高校なので、あれです、方言女子が出ます。
作中じゃ汚れ役っぽい立ち位置(今のところ)ですが、個人的にはめっちゃ好きです。
農(みのり)ちゃん可愛い!
方言女子サイコーでしょ!サイッコーでしょ!!(大事なことだよ!)
そして「のうりん」といえば、作者の白鳥士郎さんが1年間懸けてモデルとなった農林高校や農業について取材したことも有名です。
だから、内容も予想以上にしっかりしていて(しているはず)、
野菜や畜産物を育てることがどれだけ大変なのかが分かります。
農業がどんなものなのか知らない人(私も)にとっては
意外と身のためになる話が多いので、ついつい真剣に読んでしまうと思います。
そんないろんな面を持ち合わせている「のうりん」なんですが、
基本ハイテンションで、アホか!っていうバカ話で埋め尽くされてるんですが・・・
『現場から直接声が届いてくるような』、そんな言葉もあります。
その温かみと真摯さに思わず泣いてしまったり。
そしてなんといっても・・・・・・・・・・・
ラノベでしか出来ない「とある試み」というか「仕掛け」があって、
これがすごいです!
思わず読んでいて「す、すげぇ・・・」とか「ラノベの最前線走ってるわー」みたいなことを思いました。
ほ ん と に すごいです。
「『のうりん』にはラノベの良さが全て詰まっている。」
そう言っても過言じゃ無いと個人的には思ってます(現時点で)。
面白すぎて一気に(今現在出てる)6巻まで読んじゃいそう。というか
もう、「とりあえず6巻まで読むかー」とかそんなレベルの面白さ。
・・・この感想書いてて思い出したのですが、
「のうりん」を読みたい!と強く思ったきっかけがのうりん6の表紙だったりします。金髪巨乳と金髪幼女とかねー、もう反則ですよ!!
今は3巻読む前。
トカゲの王V ―だれか正しいと言ってくれ― を読んでます。