ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 読了

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(GA文庫)

(大森藤ノ/ヤスダスズヒト)

評価☆5(8段階中)

ジャンル:冒険ファンタジー+ハーレム(ラブコメ)?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか1の感想です。

2月GA文庫、スニーカー文庫刊

※こちらの記事に「ダンいる」の写真載ってるので気になる方は見てみてください。

「ダンいる」キャラクター紹介

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2巻感想

※2巻の感想に物語の全体についてより詳しく書いたので出来れば

一緒にご覧になっていただいたほうがいいと思います。

あらすじ

迷宮都市オラリオ――『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。

「よし、ベル君。付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」

「はいっ! 僕は強くなります!」

どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。

 これは、少年が歩み、女神が記す、

――【眷属の物語(ファミリア・ミィス)】――

個人的あらすじ

世界観はファンタジーRPGが想像しやすい。今巻の舞台は専らダンジョンか主人公の住む町だったので、…狼と香辛料のアニメ見てたのもあって…狼と香辛料の町並みを下地に想像して読みました。ダンジョン部分はSAOとまおゆう混ぜたような感じを想像してました。

主人公ことベル・クラネル(表紙の白髪の男の子)は14歳の少年。ただ一人の家族だった祖父の死去により一人身となった彼はかねてからの憧れであった迷宮都市オラリオへとやってきた。

小さい時からの憧れであった冒険者への仲間入りを果たし、憧れであったダンジョンでの出会いを求め、ダンジョンへ――。

でもそんなの間違っていた。

ダンジョンに出会いを求めるなんてことを考えるから僕は今にもモンスターに殺されそう。美少女を助けるなんて夢のまた夢。さようなら僕の短い人生――。

……しかし今にも僕に最後の一撃を下そうとしていたモンスターは突如ずたずたに切られて崩れ落ちた。僕じゃ傷ひとつ付けること出来なかったのに――。

そんなことを思っていると、崩れ落ちたモンスターの向こうには女神と見紛うような少女が凛と佇んでいた。腰まで伸びる金髪に、童顔。瞳の色は金色――。目の前にいたのはこの町に来たばかりの僕でも分かる有名人、最強と謳われる第一級冒険者――。

【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン

今にも死にそうだったところを救ってくれた美少女。

溢れだす盛大な恋心…。

――僕の心はこの時奪われた。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?

――僕は、間違ってなんかいなかった。

※個人的あらすじは一部プロローグの部分をまとめた感じにしてみました。

追記:2月GA文庫、スニーカー文庫刊

※こちらの記事に「ダンいる」の写真載ってるので気になる方は見てみてください。

感想

今巻全体の評価としてはまだ導入部だけっぽく盛り上がりに欠けるので低め。しかしプロローグの掴みは抜群。そこで物語へ意識が吸い込まれた。

冒険ファンタジー特有のご都合主義的なところがほんの一部のみというのはかなり好印象。しかもそれもご都合主義と言わなくてもいいような感じの。

物語の筋書きで冷めるところがないのは相当プラスポイントです。そうならない様、設定をしっかり作っている。

だというのに、その反面日常会話のシーンなどで個人的に冷める場面が散見された。

進行が主人公の内情メインで進むため、全体として主人公が感じたことを読んでいるような感じなのに、その流れをぶった切るような、ネット上で交わされるようなノリの会話を"メインキャラ以外のサブキャラ・モブキャラ"がしていることが多い。私は詳しく知らないがもとがネット小説?のようなのでそのせいもあるのだろうという一定の理解は出来るのですが…、どうせなら修正してくれても…と思わずにいられなかった。冷める場面も場面で、メインキャラ外の部分というのがまたなんとも…。

さて先ほど登場した【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。彼女は第一級冒険者と呼ばれてはいるが、作品内でのレベルは5。どうやらこの世界の1レベルは私たちの思っているところの何十レベルにも相当する模様。

なお主人公は当然のことながらレベル1。

その他に【ステイタス】というものがあり、こちらはレベルが上がらなくても随時上げることが可能。

この【ステイタス】は自分が体験したこと【経験値(エクセリア)】がそのまま【ステイタス】へと反映される。なのでたくさん攻撃をしていれば【力】が多く上がるし、たくさん攻撃を受けていれば【耐久】が上がるし、走り回っていれば【敏捷】が上がるという。まさに【経験値】。

その辺りも知ってるゲームシステムとは違うので楽しめるかも。少なくとも自分は良いシステムだと思った。

ジャンルこそハーレムが入っているが、今巻ではハーレム要素かなり薄い。

ただし今後ハーレム展開になりそうな雰囲気がバリバリ。

ヤスダさんのイラストは流石の可愛さ。

ヒロインはロリ巨乳な神様に最強と謳われる金髪少女に駆け出しの主人公が気になってしまう面倒見のいいお姉さんにちょっといじわる?な町娘…これにさらに加えられるかもしれない人がまだいる。

主要キャラはみんなビジュアル化してるので(´∀`*)ウフフと出来てしまう。素晴らしい。

今巻はロリ巨乳な神様が主人公と最も深く関わっているのもあるが、ロリ巨乳が異様に可愛い。ただし神様なので実年齢はうわなにをするやめ(ry

総評

今巻のみでは盛り上がりにも欠けるのでうーんという感じだが、今後盛り上がっていけるであろうことはもはや必死というレベル。

今後への期待度は類を見ないほど高い!正直自分でも驚いてるほど。

ただ人によっては進行の拙さにつまらないと思うかも。

ロリ巨乳が異様な可愛さ。(※ロリ好きではないです!!)

以上です!!

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2巻が早く読みたい。

追記:2月GA文庫、スニーカー文庫刊

※こちらの記事に「ダンいる」の写真載ってるので気になる方は見てみてください。

追記:「ダンいる」キャラクター紹介

   ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2巻感想